ネットワークライセンス機能

ネットワーク上のサーバーにCmDongle(コードメータキー)を1個装着することにより、アプリケーションのクライアントライセンス数(フローティングライセンス数)を制御することができます。プロダクトコード単位でそれぞれ異なるライセンス数を設定可能です。1個のCmDongle(コードメータキー)には、2,000個までのプロダクトコードが登録でき、それぞれのプロダクトコードに対して、1 - 4294967295(約42億個)の範囲で異なるライセンス数を設定できます。

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また、各ライセンスには、使用期限や使用回数も設定でき、さらにリモートアップデート機能を使って、ライセンス数の追加も可能です。クライアントPCにコードメータキーを1つ1つ装着する必要がないため、プロテクトコストを大幅に節約できます。

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コードメータキーの中の各プロダクトコードごとに、ライセンス数を設定できる。

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コードメータキーを装着するサーバーは、必ずしもネットワークを管理するサーバーである必要がなく、クライアントPC (Windows PC等)の1台をコードメータサーバーにすることが可能です。実際には、コードメータ WebAdmin上で、「ネットワークサーバーの実行」にチェックを入れると、そのPCがコードメータサーバーになります。従い、バックアップサーバーも簡単に構築できます。

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* 設定可能なネットワークライセンス数の最大値4294967295(約42億)は理論値です。実際は、ネットワーク環境によって異なりますが、クライアント1,000台を超えると、CmDongle(コードメータキー)への負荷がかかりリスポンスが遅くなります。その場合は、同じコードが登録されたCmDongle(コードメータキー)を複数装着して負荷分散を行います。

また、LANだけでなくWAN(CmWAN)もサポートしています。

5種類のライセンス形態

ユーザーとのライセンス契約内容により、ライセンス形態を5種類設定できます。

○ 標準的なユーザー制限(アプリケーション単位で制限)
実行するアプリケーションごとに1つのライセンスを割り当てます。例えば、同じアプリケーションを同時に2回起動する場合は 2つのライセンスが必要になります。この原則はコードメータキーがローカルPCにある場合もネットワーク上にある場合も同じように適用されます。(1アプリケーション=1ライセンスという考え方)

○ ステーションシェア(クライアント単位で制限)
1台のPCで同一のアプリケーションを同時に複数回起動した場合でも 1ライセンスとして扱われます。 (1PC = 1ライセンスという考え方)

○ 簡易モード(ネットワークでは標準的なユーザー制限、ローカルは制限なし)
ネットワーク上のキーに対しては 「標準的なユーザー制限」 として動作しますが、ローカルPC上のキーに対しては制限がありません。

○ 排他モード(クライアントごとに1つのアプリケーションのみ許可)
同一クライアント上でのアプリケーションの重複起動を防止します。

○ アクセス制限なし(ユーザー数無制限)
起動に必要なキーがネットワーク上で見つかれば、アプリケーションが起動します。ライセンス数の制約を受けません。