コードメータには、時刻を確実に刻み、過去には戻せないCmBoxタイマー機能が搭載されています。このCmBoxタイマー機能を利用することにより、アプリケーションの使用有効期限や使用開始日、使用可能期間を確実にコントロールすることが可能になります。最新の時刻がコードメータキーの中に刻まれていくため、PCのシステム時計を過去に戻しても確実に有効期限を確保します。 コードメータキーの中には、3種類の時間情報が保存されています。
コードメータキーのcmBox時間が更新されるタイミングは、
コードメータキーを装着しているだけで、CmBox時間(BT)は、定期的に更新される。
PCシステムクロック(PT)を過去に戻した場合: PCのシステムクロック(PT)を意図的に過去に戻しても、CmBox時間(BT)は変化しない。 PCのシステムクロック(PT)がCmBox時間(BT)を超えると、CmBox時間(BT)は更新される。
万一、PCのシステムクロックが現在の時刻よりも先に進んでいた場合は、CmBox時間もその時間に更新されます。
例えば、PCのシステムクロックが2045年12月31日になっていた場合、CmBox時間も2045年12月31日に更新されます。この場合、WebAdminの「更新」ボタンをクリックすると、インターネット経由で自動的にタイムサーバーにアクセスし、CmBox時間を現在の正確な時刻に修正してくれます。従い、有効期限が設定されたアプリケーションも正しく起動させることができます。
アクセスできるタイムサーバーは、CodeMeter専用のタイムサーバーになります。
また、CmBox時間の修正は、自動暗号化ツールAxProtectorでプログラムを暗号化する際に自動的に組み込むことや、コードメータのコアAPIを使って行うこともできます。さらに、ユーザーツールであるコードメータコントロールセンターからも簡単に行えます。