コードメータの自動暗号化ツールAxProtectorは、Windows 32bit/64bit アプリケーション、.NETアセンブリ、macOS、Java アプリケーションを強力に暗号化するツールです。ソースコードを修正する必要がないため、プロテクト処理に必要な時間を大幅に節約します。20年以上のプロテクト技術の結晶と、最新の暗号化アルゴリズム AES 256ビットを駆使しながら、最高レベルの暗号化テクノロジーをご提供します。
Windows アプリケーション32/64bit (EXE/DLL)、.NETアセンブリ、Linuxアプリケーション、macOSアプリケーション、Javaアプリケーション、.NET Standard2.0アプリケーション、その他、各ファイルに応じたAxProtectorを用意しています。
AxProtectorを起動すると最初にファイルタイプ選択画面が表示されます。暗号化するファイルタイプを選択します。
ファイル名やファームコード、プロダクトコード、使用期限や使用回数などの必要項目を入力しながら進めます。すべて画面操作で暗号化処理が完了するため、プログラミングの知識は必要ありません。
AxProtector実演
一般的なドングルの暗号化手法は、Code Sectionは直接暗号化せず、それらを包み込む(ラッピングする)ようにし、OEP(Original Entry Point)をセキュリティ領域に移すことにより解析を逃れるようにしています。ただし、一度メモリー上にロードされると、OEP(Original Entry Point)が本来のCode Sectionに戻されるため、この状態でクラックされると非常に脆弱になります。 (IAT=Import Address Table)
AxProtectorの暗号化手法の場合は、Code SectionやData Section自身を直接暗号化し、強力なAxEngineでコントロールするため、メモリー上にロードされても解析を非常に困難にします。また、数種のアンチデバッガー機能やデバッガー解析を検知するとキー自身をロックするハードウェアロック機能が搭載されています。
さらに、新技術のIxProtectorを利用することにより、メモリー上にロードされたCode Sectionの「オンデマンド復号」を可能にします。「オンデマンド復号」とは、メモリー上に展開されているCode Sectionを常に暗号化しておき、必要な時に必要な部分(モジュール)だけを復号化して実行し、実行が終了したら再び暗号化してメモリー上に常駐させる機能です。メモリー上でもCode Sectionが常に暗号化されているため、非常に強力なプロテクトを実現することができます。
Windows 32bit/64bitアプリケーションの場合は、コードメータのWUPIファンクションを利用することで、メモリー上の「オンデマンド復号」を実現します。.NETアセンブリやJavaアプリの場合は、AxProtectorで暗号化するだけで、この「オンデマンド復号」機能が自動的に組み込まれます。
AxProtectorとIxProtectorを組み合わせることにより、強力なプロテクトを実現することができます