組込みシステム用セキュリティ

CodeMeterには、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などの組込みシステム用セキュリティソリューションが用意されています。リバースエンジニアリング解析に対して知的ノウハウの流出を防止するプログラム暗号化ソリューションAxProtector, 制約されたメモリー領域でも動作するCodeMeter Compact Driver, プログラム自身の真正性を確保し、プログラムの改変や標的型攻撃ウイルスを防御するコードシグニチャ機能など、これからの組込みシステムに必要なセキュリティ機能・ソリューションを準備しています。

Placeholder image

組込みシステム用CodeMeter ラインナップ

Placeholder image

これからの組込みシステムに必要な6つのセキュリティの課題

Placeholder image

CodeMeterによるプロテクションプロセス

Placeholder image

開発者(上部)が開発したアプリケーションプログラムに対し、コードメータは自動暗号化ソフトウェアAxProtectorというツールを用意しています。そして、開発者・企業ごとに異なるセキュリティパラメータを持ったセキュリティツールを用意しており、この2つを使ってアプリケーションプログラムを強力に暗号化します。暗号化の際、シグニチャなどのセキュリティも同時に組み込みます。

また、ライセンスコンテナ(ドングル)には、License Centralツールを使ってライセンスを作成してライセンスコンテナ(ドングル)に組込みます。

そして、ターゲットデバイス(下部)に対して、暗号化されたプログラムとライセンスコンテナを一緒に組込みます。この状態がターゲットデバイスの最終商品の状態になります。

暗号化されたプログラムが起動するときに、ライセンスコンテナの中のライセンをチェックし、ライセンスがあれば暗号化されたプログラムが復号化しプログラムが起動します。ライセンスがない場合はプログラムは起動しません。

この状態で、プログラムがコピーされても、暗号化された状態でコピーされるため、第三者が動作することができません。また、プログラムは強力に暗号化されているため、リバースエンジニアリングによってソースコードに戻すことができません。技術流出を防止できます。

また、ライセンスコンテナには、1個のコンテナに2,000個までライセンスを格納できますので、後日オプションモジュールの追加注文があった時に、ライセンスをインターネットやファイル経由でインポートして即使用することが可能になります。

コードシグニチャによるセキュアな起動

Placeholder image

専用のWIBU Bootloaderを用意しており、最初にWIBU Bootloaderが起動し、必ずシグニチャの検証を行うため、万一、プログラムの改変、ウイルス感染、第三者による不正操作が発生した場合はプログラムの起動が不可能になります。また特定のハードウェアの検証を追加することで、よりセキュリティを確実にします。これにより、Stuxnetなどの標的型攻撃ウイルスなどに乗っ取られても、暴走起動を防ぐことが可能になります。