高機能ビューア

FencMesh Viewer

FencMesh Viewer

FencMesh Viewer(フェンクメッシュ・ビューア)は、FencMesh Encryptorで保護されたPDF文書を安全に閲覧するために、独自に開発された専用ビューアです。一般的なPDFビューアと同様の操作性を備えながら、ライセンス認証、閲覧制限、印刷制限、透かし表示などのセキュリティ機能を提供し、企業の重要な技術文書や設計図面を安全に共有できます。

FencMesh Viewerの特長

  • 保護PDF専用ビューア
  • Adobe Readerに近い操作性
  • 高速レンダリング
  • 大容量PDF対応
  • タブ表示
  • サムネイル
  • 検索
  • リンク対応
  • 透かし表示
  • ライセンス認証
  • 印刷制御

保護PDF専用ビューア

保護文書を開く際には、自動的に

  • ライセンス確認
  • 利用期限確認
  • 閲覧回数確認
  • 透かし生成
  • セキュリティポリシー確認
が行われ、ライセンス内容に応じた条件で開きます。もちろん、ライセンスが無い場合は開きません。
また、FencMesh Viewerは、保護PDFファイルだけでなく、平文PDFも同じように開くことでできます。保護PDFと平文PDFが混在しているコンテンツの場合でも問題ありません。

画質モード

FencMesh Viewerには、3種類の画質モードがあります。

標準
一般的なPDF閲覧向けです。 高速表示とメモリ効率を重視します。

高精細
文字や図面を高品質で表示します。 技術資料の閲覧に適しています。

図面モード
CAD図面や高解像度図面向けです。 細線や寸法線まで鮮明に表示します。

全画面表示
ツールバー右側のボタンから全画面表示へ切り替えられます。 プレゼンテーションや大型モニターでの閲覧に適しています。

プリントスクリーン禁止

画面キャプチャ(Print Screen)による画像取得を抑止します。 画面コピーやスクリーンショットによる情報漏えい対策として利用します。

[補足] OSや使用環境によっては、すべての画面キャプチャを完全に防止できない場合があります。そのため、本機能は透かし表示や監査ログなどと組み合わせて利用することを推奨します。

コピー&ペースト禁止

PDF内の文字や画像のコピーを禁止します。 技術資料や設計仕様書など、文章や図表の無断転載を防止したい場合に有効です。

別名保存禁止

暗号化された文書を別名で保存する操作を禁止します。 元の保護状態を維持しながら運用したい場合に利用します。

有効期限を設定

文書を閲覧できる期間を設定します。 開始日時と終了日時を指定し、その期間内のみ閲覧を許可します。 契約期間中のみ公開する資料や、期間限定で共有する文書に適しています。

閲覧可能回数を設定

文書を開くことができる回数を制限します。 設定した回数に達すると、それ以降は文書を閲覧できなくなります。 評価版資料や一時的な配布資料などで利用できます。

印刷可能回数を設定

文書を印刷できる回数を制限します。 設定回数に達すると、それ以降は印刷できなくなります。 必要最小限の印刷だけを許可したい場合に有効です。

透かし

透かしが設定された文書では、 利用者情報 日時 ライセンス情報 などが表示されます。 これにより、 スクリーンショット 印刷 写真撮影 による情報漏えいを抑止します。

監査ログを有効化

文書の利用履歴をログファイルへ記録します。 監査ログには、文書の閲覧や印刷などの操作履歴が記録され、運用状況の確認やセキュリティ監査に活用できます。

監査出力フォルダ

監査ログを保存するフォルダを指定します。 十分な空き容量のある場所を指定してください。 監査ファイル名 出力される監査ログファイルの名前を設定します。 用途に応じて任意のファイル名を指定できます。 チャンクサイズ 暗号化時のデータ分割サイズを設定します。 チャンクサイズは、暗号化処理や閲覧時のメモリ使用量、処理速度に影響します。 通常は標準設定(1MB)を推奨します。 対象種別 文書を利用できるライセンスの種類を指定します。 例えば、 PC固定ライセンス USBドングルライセンス など、運用方法に応じたライセンス形態を選択できます。

技術メモ

FencMesh Viewerは、 PDFデータを復号した後、 メモリ上だけで描画します。 平文PDFをディスクへ保存することはありません。 ライセンス認証 透かし生成 利用条件確認 もリアルタイムで行われます。 活用例 設計部門 図面配布 品質保証 保守マニュアル 協力会社 営業資料 など、 企業内外で安全なPDF共有に利用できます。

運用例

社外協力会社へ設計図を配布する場合

印刷禁止:ON
コピー&ペースト禁止:ON
プリントスクリーン禁止:ON
有効期限:30日
閲覧可能回数:50回
印刷可能回数:0回
監査ログ:ON
→ 設計図の閲覧は許可しつつ、印刷やコピーを制限し、利用履歴を記録できます。

製品マニュアルを期間限定で公開する場合

印刷禁止:OFF
コピー&ペースト禁止:ON
有効期限:展示会終了日まで
閲覧可能回数:無制限
印刷可能回数:5回
→ 展示会やキャンペーン期間中だけ利用できるマニュアルを安全に配布できます。

セキュリティ設定の考え方

すべての制限を有効にすることが、必ずしも最適とは限りません。文書の用途や配布先に応じて、「閲覧だけを許可する」「印刷は許可するがコピーは禁止する」「30日間のみ閲覧可能とする」など、運用に合わせて適切な組み合わせを選択してください。FencMesh PDFは、文書ごとに柔軟なセキュリティポリシーを設定できることが大きな特長です。

POINT

FencMesh Viewerは、単にPDFを閲覧するためのソフトウェアではありません。暗号化された文書を安全に利用するための専用ビューアとして、ライセンス認証、利用制御、透かし表示、監査機能などを統合し、企業の知的財産を保護しながら円滑な情報共有を実現します。