操作ログと診断
暗号化処理のログを確実に保存
「操作ログと診断」では、FencMesh Encryptorの動作状況や処理結果をリアルタイムで確認できます。
暗号化処理の開始・終了、ライセンス確認、各種設定の変更、警告やエラーなどが時系列で表示されるため、処理状況の確認やトラブルシューティングに役立ちます。また、ログをファイルとして保存できるため、システム管理者やサポート担当者が問題の原因を調査する際の診断情報として活用できます。
ログ表示エリア
FencMesh Encryptorで実行された操作や処理結果を時系列で表示します。
表示される主な内容
起動・終了
ライセンス確認
PDF検索
暗号化開始・終了
設定変更
警告
エラー
ログはリアルタイムで更新されます。
ログレベル
ログは重要度に応じて分類されます。
INFO
通常の動作情報です。
例
アプリケーションを起動しました。
暗号化を開始しました。
ライセンスを確認しました。
通常の運用では、この情報を中心に確認します。
WARN
注意が必要な状態です。
処理は継続できますが、設定や環境を確認した方がよい場合に表示されます。
例
出力先フォルダが存在しません。
一部のPDFを処理できませんでした。
ERROR
処理を続行できないエラーです。
暗号化やライセンス確認などに失敗した場合に表示されます。
例
CodeMeterライセンスが見つかりません。
暗号化に失敗しました。
PDFを開けません。
フィルター
表示するログレベルを選択できます。
例えば、
INFOのみ
WARNのみ
ERRORのみ
など、必要な情報だけを表示できます。
大量のログから問題箇所を探す場合に便利です。
検索
ログ内の文字列を検索します。
例えば、
CodeMeter
License
PDF
などを検索することで、目的のログを素早く見つけられます。
ログファイルの作成
現在表示されているログをファイルとして保存します。
保存したログは、
システム管理者
保守担当者
FencMeshサポート
へ送付することで、問題解析に利用できます。
クリア
表示中のログを削除します。
画面表示のみがクリアされ、保存済みのログファイルには影響しません。
技術メモ
操作ログには、暗号化処理中に実行された主要なイベントが記録されます。
例えば、
- CodeMeterライセンス確認
- PDF検索
- 暗号化開始
- 暗号化終了
- ポリシー適用
- エラー情報
などが記録されます。
ログファイルは障害解析やサポート時の重要な診断資料となります。
運用例
暗号化が途中で失敗した場合、操作ログを確認すると、
ERROR
「CodeMeter Runtimeが見つかりません」などの情報から、ライセンス環境の問題を特定できます。
PDFが暗号化されない場合、ログを確認すると、
WARN
「対象PDFが見つかりません」などの情報から、検索条件やフォルダ指定の誤りを確認できます。
サポートへ問い合わせる場合、ログファイルを保存し、サポート窓口へ送付することで、問題解析がスムーズになります。
ベストプラクティス
問題が発生した場合は、ログをクリアせず、そのままログファイルを保存してください。
障害発生直後のログには、原因を特定するための重要な情報が含まれている場合があります。
また、ログを送付する際には、使用したFencMesh EncryptorのバージョンやCodeMeter Runtimeのバージョン、発生した操作手順をあわせて伝えると、より迅速なサポートが受けられます。
活用のヒント
通常の暗号化作業では、操作ログを常に確認する必要はありません。しかし、暗号化に失敗した場合やライセンスエラーが発生した場合には、この画面を確認することで、多くの問題を迅速に切り分けることができます。そのため、システム管理者や運用担当者にとっては、日常の運用だけでなく、障害対応や保守業務を支える重要な機能となります。
「操作ログと診断」は、FencMesh Encryptorの動作を“見える化”する機能です。暗号化処理やライセンス確認などの実行状況を時系列で記録し、万一問題が発生した場合には、その原因を特定するための診断情報として活用できます。
POINT
操作ログは「何が起きたか」を記録するだけでなく、「なぜ問題が発生したのか」を調査するための重要な情報です。